SUVALNA-インドの布物-
ありんより新ブランド「SUVALNA」登場
SUVALNA(スヴァルナ)は、インド・ラジャスタン州ジャイプルにおいて、現地の職人たちが伝統を守りながら作りつづけている、木版染め(ブロックプリント)の手仕事布を使ったバッグや衣料品など、布ものアイテムのブランドです。
また、染め、織り、刺繍など、インドの美しい布も併せて日本の皆様にご紹介したいと考えています。
SUVALNA(スヴァルナ)は、ヒンディー語の太陽や黄金、大切なものを意味するSVARNAという言葉を由来とします。
自然と共存して作られる木版染め(ブロックプリント)からイメージし、このブランドを立ち上げる際に造った造語です。
ジャイプルで作るインド伝統の染色技法「ブロックプリント」。
SUVALNAの主なアイテムは、インド更紗として広く知られる、木版染め(ブロックプリント)の布製品。
布地に木版を連続して手押しでプリント、さらに重ねて色付けしていくという技法。
これまでインドには、旅行や買い付けで何度も訪れていましたが、ピンクシティと呼ばれるジャイプルで、偶然出会ったのがパートナー工房のオーナーでした。
自然と共存、自然を理解しながら作るという木版染め(ブロックプリント)の世界に魅了され、彼らと共にものづくりがしたいと思ったことがはじまり。
機械を使わず、すべては人の手によって。
木版染め(ブロックプリント)は、全工程を多くの職人の手によって作られます。
使用する木は主にシダーウッド。
版木にデザイン画を転写するところから始まり、木版が完成するまで約1週間、完成後はオイルに漬け込むことにより、50年使える頑丈な木版となるのだとか。
工房では天候や気温、湿度により染料の配合を変え、色を調整。
朝の天気によってその日1日のスケジュールが左右されるのです。
雨の時期には乾燥しづらくなるため、仕事が進まず、乾季には一気に作業が進むのだとか。
1枚の布を仕上げるためには、高い技術力と経験、そして多くの人の手が必要。
一瞬で大量のプリントができる機械プリントに比べ、何倍もの人々に仕事の機会を生んでいます。
そして完成へ。
インド伝統の技法である木版染め(ブロックプリント)で何かを作りたいと考え、パートナー工房で布作りからスタート。
企画から足掛け2年、日本とインドのたくさんの人々の手によって、ようやく完成となりました。
木綿(コットン)布の原点と言われるインドで、じっくり吟味して選び抜いた布は、染める工程で何度も水洗いしているため、ソフトで優しい手触り。
インド各地で作られるブロックプリント
インドの伝統布である木版染め(ブロックプリント)は、今でもインド各地で作られています。
地域により製法や特徴が異なり、ジャイプルでは小さなモチーフ、インドの南ハイデラバードでは大きなモチーフ、ウッタル・プラデーシュ州のラクナウでは動物のモチーフ、というようにそれぞれにデザインの特徴があります。
またグジャラート州カッチ地方では草木染めのアジュラク染が有名です。
下のムービーは、ジャイプルから車で1時間半ほど走った、バグルー村を訪れた時のもの。
バグルーでは、「ダブ」と呼ばれる泥染の技法で防染し、布を染めます。
泥をスタンプしその上に木屑を乗せたあと染色するのですが、ムービーは泥をスタンプする工程。
楽しげにおしゃべりしながら、リズミカル且つものすごいスピードで仕上げていくという、まさに職人技。